ジャパンモビリティショー2023~ヤマハ発動機が描く少し先の未来を体験~

2023年10月27日(金)、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」のヤマハ発動機ブースに、抽選に当選された28名のファン株主クラブ会員様をご招待し、見学ツアーを実施しました。

イベント当日の様子(動画)

動画
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ジャパンモビリティショー2023 ヤマハ発動機ブースの概要

これまで当社が出展してきた「東京モーターショー」は、2019年の開催以降、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっていましたが、今年、そのコンセプトを変更し「ジャパンモビリティショー」として復活。当社は“「生きる」を、感じる”。をテーマにブースを出展しました。

今回は、世界初披露のワールドプレミア6モデルを含むモーターサイクルや電動コミューター、eBike(電動アシスト自転車)などを出展。

さらにYAMAHAブランドをともに使用するヤマハ株式会社の協力により、同社の製品や音響技術を紹介しました。

ヤマハ発動機ブース見学ツアーの様子

見学ツアー当日は、ワールドプレミアモデルを中心にブースをめぐりながら、スタッフが各出展物についてご紹介していく流れで実施しました。

また、出展物の開発・企画・デザイン担当者も加わり、それぞれが出展物に込めた思いなどをお聞きいただきました。写真は原付スクーターで通学する沖永良部島の高校生らと共創活動で誕生した「ELOVE」。

モビリティに知能化技術を融合させ、その概念を検証する実験モデル「MOTOROiD2」。そのコンセプトやデザイン、不倒状態を保つなど実際の動きに、会員のみなさまからは大きな注目を集めました。

"Yamaha Motor Off-road DNA"をコンセプトに開発したeMTBの技術提案する「Y-00Z MTB」。会員のみなさまからはたくさんの熱い視線が送られました。

電動モビリティの楽しさの探求を目的に、若手エンジニア有志が楽しみながら開発したファミリーで楽しめる電動ミニバイク「E-FV」。当社の未来を担う若手社員が、マイクを手に込めた思いを熱く語りました。

操縦する悦びを探求する3輪パッケージのフルオープンEVのコンセプトモデル「TRICERA」。説明終了後の自由時間には、たくさんの写真を撮っていただきました。

水素用直噴インジェクターを使用し二酸化炭素を排出しない水素エンジンを搭載した四輪バギー「YXZ1000R」。内燃機関の持つ魅力を未来につなげる技術として大きな注目をいただきました。

このほか、市販予定車のタッチ&トライコーナーでは、車両に跨ってもらうなど、大変、お喜びいただきました。

ヤマハ発動機ブース・ステージ鑑賞の様子

今回のヤマハブースの大きな特徴がライブでのステージです。会員のみなさまには当日、3種類のステージを見学していただきました。

ヒトの代わりに作業を行うロボットと自律移動台車を組み合わせた「モバイルロボットアーム」とダンサーによるステージ。スムーズで柔らかいヒトの動きに合わせて動くことで、当社の制御技術をアピール。また、ヤマハ株式会社の立体音響技術「AFC(アクティブフィールドコントロール)」を組み合わせたことで、より臨場感のあるステージを堪能していただけたと思います。

続いては「人生の伴侶」のような存在感をもつパーソナルモビリティ「MOTOROiD2」とヒトが織りなすイマーシブな劇場。ロボットとヒトが心を通わせ、ともに生きる世界をダンスと音楽で表現しており、会員のみなさまもその世界観に引き込まれたようです。

最後は、ヤマハ株式会社が"ライブの真空パック"をコンセプトに技術開発を進めている「Real Sound Viewing」が奏でる音楽に合わせ、電動トライアルバイク「TY-E 2.2」と、このバイクで全日本トライアル選手権に参戦する黒山健一選手によるステージ。

黒山選手と「TY-E 2.2」による超人的パフォーマンスを鑑賞。その迫力に驚き、楽しんでいただくとともに、電動バイクの可能性も感じていただけたものと思います。

おわりに

会員のみなさまには、出展物や技術を通じて当社が描く未来を見ていただくことができました。一方で、出展物や技術をはじめ、ステージなどで多くの来場者を巻き込み、ヤマハ発動機ブース全体が一体となって、未来に向けたモビリティの魅力や可能性を表現する姿を感じていただく良い機会になったものと思います。


ご参加いただいた皆さまのご意見

  • この会場にきて出展物を見て、説明を聞かせてもらい、“株主になって良かった”と一番感じた瞬間でした。
  • 自立するバイクなど未来を感じるたくさんの出展物を見ることができ、とても楽しかったです。
  • バイクが主体ではありますが、水素エンジン車など幅広い分野の技術と製品があって興味深い展示でした。
  • 今回、紹介された技術がマルチホイールの製品と連動するなど、今後の展開にワクワクしました。
  • いつの日か、ヤマハが作る安全に自動で動くモビリティに、ヒトが乗る時代が来るのではないかと感じました。
  • バイクに乗っていますが、操作を助けてくれる技術がすごい。モビリティの未来が広がっていくようでした。
  • 昔からヤマハはチャレンジしてきた会社。今回もチャレンジする姿を見ることができとてもうれしく感じました。