袋井南工場(船外機)ご視察会
2024年9月23日(月・祝)、ヤマハ発動機ファン株主クラブとして2度目の「袋井南工場ご視察会」を開催し、30名のファン株主の方にご参加いただきました。
当社グループでは、ボートの推進機として使用される船外機の製造を国内2拠点、海外2拠点の計4拠点で行っています。2022年からの中期経営計画のもと、生産能力およびフレキシビリティ向上を目指し、船外機のグローバル生産レイアウトの再編を実施しました。船外機の国内生産比率は90%を超えており、2008年に竣工した袋井南工場は中型・大型馬力の船外機の生産を担っています。
当日は船外機のマザー工場という位置付けである袋井南工場で、世界市場をリードする「高い信頼性」「優れた耐久性」を誇る当社船外機の生産工程をご視察いただきました。
■所在地 | :静岡県袋井市新池700 |
■敷地面積 | :118,068平方メートル |
■建物面積 | :37,600平方メートル |
■工場機能 | :船外機中大型馬力の組立、加工、塗装、完成検査、梱包 |
開会後にまずは当社のマリン事業や袋井工場への理解を深めていただくため、約30分間の説明会を実施しました。静岡のみならず首都圏や関西地方など、遠方から駆けつけてくださったファン株主の皆様に、袋井南工場の代表であるマリン事業製造統括部長の赤堀から歓迎のご挨拶。その後マーケティング統括部長の宮嶋より、直近の売上高や営業利益をはじめ、成長する市場の概況、当社製品・サービスのラインナップ、事業戦略など、マリン事業の全体像について紹介しました。
続いて、当社の船外機についての紹介や品質方針、自動化推進によって進化するマリンのモノづくり、カーボンニュートラルへの取り組み等について、製造統括部マリンエンジン製造部長から説明した後、参加者には3グループに分かれて加工・組立の現場を見学していただきました。工場見学の前後に行った質疑応答では、船外機の特性や工場での働き方・環境等多くの質問があり、皆さまの高い関心を感じることが出来ました。
袋井南工場の視察会は、ファン株主クラブが設立した2018年以来の実施です。皆さまからのご希望の多い工場見学をようやく実施できましたことを嬉しく思うとともに、開催にあたりたくさんのご応募をくださったファン株主の皆さま、本当にありがとうございました。
応募多数のため抽選とさせていただきましたが、今後もファン株主の皆さまに当社をより深くご理解頂くための機会を積極的に設け、対話と交流に努めてまいります。
ご参加いただいた皆さまのご意見・ご感想(抜粋)
- ロボットとの協業、人にしかできないことの融合で素晴らしい製品を届けているところがみられ、感動しました!
- 製造ライン稼働中にも関わらず間近で拝見でき感無量。ビジネスとしてまだまだ伸ばせる展望を確認できて心強い。難しい課題も多いと思うがこれからも応援します。
- 家族がヤマハ船外機搭載のボートに乗っていて思い出深く、今回ぜひ工場を見たいと思って応募した。貴重な機会でした。
- 説明会の中でアメリカなどでは日本と比較しボート保有数がとても多いとあり、日本でももっと親しんでもらえる環境があると良いなと思う。
- すごく勉強になり楽しかった。ますますヤマハ発動機のファンになりました。