ボート試乗&マリン事業説明会
(横浜ベイサイドマリーナ)~水上の魅力である「非日常の時間」の体験~

2023年10月16日(月)、「マリン事業説明会・ボート試乗会(横浜ベイサイドマリーナ)」を開催し、抽選に当選されたファン株主クラブの24名の方にご参加いただきました。

快晴の秋空に恵まれたなか、マリンの試乗会が行われた

イベント当日の様子(動画)

動画
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コロナ禍においてアウトドアレジャー全般が注目された中、ボートをはじめとするマリンレジャーへの関心度も高く、ボート免許取得者もコロナ禍以前の約2倍という市場概況となりました。好調が伝えられるマリン市場において、当社マリン事業の取り組みをファン株主の皆さまにお伝えするファン株主ミーティングが横浜ベイサイドマリーナにて開催されました。

水上の魅力である「非日常の時間」を多くの人に

今回はアジア最大級の保有隻数を誇る横浜ベイサイドマリーナが会場。隣接するヤマハマリンセンターはマリンの各営業部門やサービスなど東日本エリアの拠点があり、関連会社であるヤマハマリーナの展示場も併設されています。

事業説明会では、当社の上席執行役員・マリン事業本部長の井端俊彰から、直近の売上高や営業利益、各製品のラインップなどの製品情報を紹介すると共に、マリン事業の成長戦略に掲げているマリン版CASE戦略を中心とする事業全体の取り組みを説明しました。

マリン事業説明ではコロナ禍におけるマリンレジャーへの期待感を説明したほか、海外を含めたヤマハマリン事業の概要をお伝えしました
マリン事業の概況をお伝えするマリン事業本部長 井端俊彰
HARMOの開発を担当するプロジェクトリーダー 前島将樹

またそのCASE戦略の中でもカーボンニュートラルに向けた事業戦略の製品である電動操船システム「HARMO(ハルモ)」の技術説明を、開発プロジェクトリーダーである前島将樹から説明しました。

さらに国内のマリン市場の拡大を担うシェアリングビジネスとして、ヤマハマリンクラブシースタイルの概要や近年の免許取得動向をシースタイルグループの長谷川彩乃からお伝えしました。

EXULT43・EXULT36SSではボートクルージングならではの爽快さを満喫

マリンの事業説明を終えた後は、今回のミーティングのメインイベントであるボートの体験乗船です。今回はフライングブリッジと呼ばれる2階席を設けたプレミアムクルージングボートEXLUT43/EXLUT36や、オートノーマスの具現化のひとつであるヘルムマスターEXを搭載したSR320FB、さらに電動操船システムHARMO搭載船といった異なるタイプのボートに試乗していただき、それぞれの特性をお伝えしました。

HARMOでマリーナ内を周遊。静粛性と操船に注目が集まった

プレミアムクルージングボートでは、約1時間の横浜クルージングを体験。みなさんそれぞれがお気に入りの席に座り、気持ち良い秋の潮風を浴びながら、ボートから見える景色を堪能いただきました。一方、マリーナ内ではHARMOの試乗、ヘルムマスターの体験乗船など、ヤマハが取り組む先進技術を体験していただきました。

約120分間の試乗会でしたが、参加いただいた皆さまの多くがマリンレジャー初体験ということで、その魅力とともに、当社マリン製品の技術力やマリンの楽しみ方を感じていただけたものと思います。

ヘルムマスターEXを搭載したSR320。ジョイスティック操船により桟橋への離着岸が容易となった
風も波も穏やかなクルージング日和での体験に、皆さん笑顔で記念撮影となりました。
ご参加いただきました皆さまありがとうございました

ご参加いただいた皆さまのご意見

  • 大好きなマリンでしたのですぐに応募しました。倍率も高いと聞いていましたので参加できて嬉しかったです。若い頃にセーリングに親しんだ世代ですので、国内のメーカーであるヤマハがセーリングチームで活動していることを応援しています。マリンは素晴らしいレジャーですが、その魅力を伝えきれていない。ヤマハだけではありませんが、みんなでマリンを盛り上げる機運を高められればと思います。
  • マリンの世界はまったく知りませんでしたが、事業に興味がありましたので、参加させていただきました。会社の売上ではそれほど大きなウェイトはありませんが、利益率では突出している事業であることに驚きました。説明の映像でもありましたが、先進国以外でも多くの国で販売・流通している。単なる製品販売ではなく、漁業資源の確保等、市場の支援も踏まえながら世界で認知されているようなので、今後の展開に期待しています。
  • 素晴らしいマリーナで試乗できて楽しい時間でした。それでも一般の方にとってマリンやマリーナというのは敷居の高い遊びというイメージがあります。そのギャップをどのように埋めていくのか。免許とシースタイルという普及への取り組みを説明していただき、ファン作りが大切と言うこともわかりました。いろいろなボートのタイプがあって、気軽に遊べることもできそうなので、ぜひ今後もマリンレジャーをアピールしていただき、マリンの楽しみを多くの人に伝えて欲しいです。
  • 普段はマリンに接する機会がないので、事業説明と体験乗船を楽しみに参加しました。大型ボートの爽快感やキャビンのラグジュアリーさに圧倒され、次に乗ったSR320FBのジョイスティック操船や電動のHARMOなど、それぞれが異なるタイプだったので、ボートに対する認識もがらりと変わりました。事業説明ではカーボンニュートラルの話もあり、興味深く聞いてましたが、陸上と異なり厳しい使用環境での製品とのことで、まだまだ発展途上という印象を受けました。一口にボートや船外機と言っても様々なニーズが求められることがわかりました。