お客さま共創型クリエイティブイベント
2022年11月23日(水・祝)、ヤマハ発動機本社で、ファン株主クラブ会員さま限定の「お客さま共創型クリエイティブイベント」を開催し、抽選に当選された10名の皆さまにご参加いただきました。
当日は、当社エンジニアやデザイナーと共に「ヤマハらしい低速モビリティ」について対話をしました。
2022年11月23日(水・祝)、ヤマハ発動機本社で、ファン株主クラブ会員さま限定の「お客さま共創型クリエイティブイベント」を開催し、抽選に当選された10名の皆さまにご参加いただきました。
当日は、当社エンジニアやデザイナーと共に「ヤマハらしい低速モビリティ」について対話をしました。
この日、クラブ会員の皆さまをお出迎えしたのは、新領域の「低速モビリティ」の開発に携わるエンジニアやデザイナーたち。当社クリエイティブ本部長の木下拓也は「企業目的の感動創造企業を実現していくためには、皆さんと一緒に感動や幸せを感じ、共に考えていく姿勢をさらに強めていかないとならない。今日は、開発中のモデルの試乗やディスカッションを通じて、“多くの方が、よりワクワクしながら長い人生を楽しむためのヤマハ発動機らしいモビリティ”を当社のメンバーと共に考え、アイデアやご意見をいただきたい」と挨拶し、充実の一日がスタートしました。
屋内試乗コースでの低速モビリティ試乗の様子
実証実験を進めている低速パーソナルモビリティ「NeEMO」。
「段差でも衝撃が少ない足回り。デザインもヤマハらしい」という感想も
電動車いす「JWアクティブPLUS+」の試乗車にもご試乗いただきました。
「車いすユーザーの気持ちがよくわかった」という声も
クラブ会員の皆さまにご試乗いただいた車両は、現在、各地で実証実験を行っているニュースタイルの低速パーソナルモビリティ「NeEMO(ニーモ)」、当社製の電動車いす「JWアクティブPLUS+」など。「NeEMO」の開発者から「安心・安全をベースにしながらも、高齢者がいつまでも元気に過ごせるよう、ワクワクするような新しい移動手段を目指している」と説明を受け、段差などが設けられたコースを使って各モビリティの乗り比べが行われました。
試乗した皆さまからは「段差でも衝撃の少ない足回りは、さすがヤマハ」「デザインは若々しくてスタイリッシュだが、好みは分かれるのではないか」「電動車いすに乗って、使っている人たちの気持ちがあらためてわかった」など、さまざまな感想をいただきました。
(株)GKダイナミックスの皆さんによる共創活動の事例紹介。共創活動の意義をあらためて共有しました。
午後からは、当社のデザイン領域における大切なパートナーである(株)GKダイナミックスの皆さんが、自社で展開する共創クリエイティブ活動「GKモノ/コト Lab.」の事例を紹介。さまざまな人びとが参加するコミュニティから生み出された価値をご理解いただくことで、あらためて共創クリエイティブの意義を共有しました。
3グループに分かれてのワークショップ。当社デザイナーのファシリテートで活発な意見交換が続きました
「低速モビリティ」の試乗インプレッションをもとに、「使う人・使い方」「必要な機能」など
様々な論点でディスカッションが行われました。
「モビリティを介して、社会や他者との関係を育める乗りもの」といった共創活動ならではの
ユニークな発想も生み出されました。
その後は、3つのグループに分かれて、「ヤマハの低速モビリティに求めること」について意見を出し合うワークショップを行いました。
このワークショップでは、ファン株主クラブ会員さま同士で意見を出し合い、一つひとつ吟味し、また集約しながら、このワークショップの最後では、当社のクリエイティブ領域や技術開発を管掌する丸山取締役も対話の輪に加わり、3グループの意見や案を通じて「ヤマハの低速モビリティ」について語り合いました。
各グループが考えた「ヤマハらしい低速モビリティ」は、プレゼンテーションを通じて参加者同士で共有され、
他グループの多様な意見やアイデアを知る楽しさ・面白さを感じていただきました。
「非常におもしろく、貴重なアイデアをいただくことができた」と丸山取締役も拍手
「こうした議論はこれまで社内でも積み重ねてきているが、今日はお客さまの代表とも言えるファン株主クラブ会員の皆さまに、非常におもしろく、また貴重なアイデアをたくさんいただくことができた」と丸山取締役。「キーワードとしてあげられた“楽しさ”や“ワクワク”については、私たちが得意とするところ。人の操作に対してクルマの挙動があり、そのコミュニケーションがうまく回ることによって、気持ち良さや楽しいといった感情が生まれます。低速モビリティでもそうした知見を活かしていきたいとあらためて感じました」と感想を話しました。
社内のスタジオで「NeEMO」とともに記念撮影
記念品として贈呈されたフレーム入りのスタジオ写真
また、ワークショップの合間には、普段、製品写真等の撮影で使用する社内のスタジオで「NeEMO」とともに記念撮影。プロカメラマンが撮影したユニークな写真をフレームに入れ、この日の記念としてお持ち帰りいただきました。「プロのカメラマンにのせられて、おもしろい写真になった。とても良い思い出になった」と、たいへんな好評をいただきました。
この日、企画・進行を務めたデザイナーの永田智美(クリエイティブ本部)は、「モノができる前に皆さんのご意見やアイデアをいただくことができ、当社にとっても非常に有意義な一日となりました。今後もこうした活動を継続していきたい」と締めくくりました。
人工知能搭載の「MOTOROiD」やヒト型ライディングロボット「MOTOBOT」に見送られて充実の一日が終了
イベントについて
低速モビリティについて